「十津川警部に殺される…!」――。ある日の午後、警視庁捜査一課?十津川警部(高橋英樹)は、十津川班にかかってきた1本の電話に驚愕する。聲の主はモデルの田所美雪(中上サツキ)と名乗り、今、長野?松本にいるのだが、十津川警部と亀井刑事(高田純次)をかたる怪しい男2人に追われていると訴える。実はその直前、松本の蕎麥店から、警視庁捜査一課の亀井を名乗る人物が店にサングラスを忘れていったという不可解な連絡(luò)が入っており、訪れた覚えのない亀井は首を傾げていたところだった。松本に自分たちのニセモノが出現(xiàn)しているのだろうか…!?美雪はこれから“特急あずさ22號(hào)”に乗ると話していたため、十津川と亀井は合流して事情を聴くべく、八王子駅に急行するが、車內(nèi)に美雪の姿はなかった。そんな中、ついに自分たちのニセモノ2人組を十津川、亀井が確保!彼らの身元は達(dá)川幹生(伊達(dá)みきお)と富山岳史(富澤たけし)という幼なじみのワル仲間と判明。しかし2人は、美雪がモデル事務(wù)所の副社長?三枝しのぶ(とよた真帆)の息子?翔太を誘拐したと訴えるだけで、あとは黙秘する。ところが東京に戻った十津川らが確認(rèn)したところ、翔太は誘拐などされておらず無事だった。しのぶいわく、達(dá)川と富山はかつて仙臺(tái)で暮らしていたころの知人だが、なぜ彼らが美雪を追っていたのかもわからない、誘拐をでっち上げたことも理解できないという。いったいなぜ、達(dá)川らは誘拐というウソをついたのか、それともウソをついているのはしのぶなのか…!?不審を抱いた十津川たちはしのぶの周辺を調(diào)べはじめるが、その矢先、また事件関係者が殺される事件が起きて…!?